皺砂祓天秤
厚しつまってくる
しわすなるしあわせ
このじきに恒つもあらわれる
幸せどつかさ量る天む秤ん
オモチャのようなふざけた遊具
キミの秤かりボクの量かり
幾太もの砂粒サラサラと零ぼれて
ぶちまけて 境ぜわしい
いるぬるむしらきら てぃろてぃら
ほたふたほえい
ことし邂逅したいろいろな臉お
走馬灯がいってはもどる夜光凍
しんしん氷おりかけた辻角を埋める
いろどり隈取り ぴえろたち綾やかに
みくるみくいれかあるたちかわる
たったいっぽんの照明に黴びあがる
舞台うえでぼくは馬鹿を演じ続ける
まぬけを 阿呆を 素の臉おで撫ぞる
桧のきのきゃんばす
またらいねんも生きつづき
壓し潰されそうなプレッシャァに
敗けそうないまキミという支援団
めで捜してやまないそうして歳暮る
薄明 ...タソガレ 帳ばり降りる
想い縁という匣に仕舞こみ俘こまれ
来年また取だしふりだしに返る時間
町ちたくなる
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