秋の模試裳アヴニィーホアヴニュ



はりま繋がりといえば

このしずまりつつある季節に

本場仏蘭西 巴里の夭やい秋の

ほわんいきをナゾラエルことの

できる都内のポイントをしってる

文京区小石川にある播磨坂

印刷所にいた時代に本駒込へ

いく途中でよく通った路だ

春は満開の桜 秋は落葉が暮れゆく

シーズンの詫びしさを増量させ

ジーンズの尻の匂いも恋しくなる

カフェの軒先の歩道のテーブルに

据わっているカポーがふらんす人

じゃないかとの錯覚すら呼起こす

そんな情緒満載のまちなみ


ペィサァージュ ユフバン


ここには明治の書生や昭和初期の

詩家の卵が潜んでてもおかしくない

漱石も啄木も一葉も鴎外すら至近に

その紙とインクの残りがを忘れ物

してきたそんな小石川区 本郷区

葉垣きのラテアートのしたに

典まりはづんで密くれんぼ







21/11/26 08:55更新 / OTOMEDA
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