ことうのえほん
孤島が好きだ
最近じぶんは孤島フェチだと思う
これまでいった中ではここの詩の
中でもかいた事のある伊勢の神島や
せとうちの魚島が孤島羹満載で
おもいでぶかいばしょだ
颯爽くだが しまでかいた絵本
ここでひらいていいかな??
ぱらり ミ☆
しまには本土とはちがう別の
ぢかんが羸羸と脈がれている
すおく揺るやかで隔絶された
絶空間 がそこにある
上陸するときにはまあるで
異大陸への闔びらひらくが如き
地のうえの空間は田舎
ソボクなひとびとが脈脈と
ひびの糧て創くる営みを縄なぎ
山のしゃめんにびっしり椿囃子
羊歯の自生叢畠と玉石垣の壁路
鎮西八郎為朝や宇喜多秀家ら
古えの英霊が大海灘を照覧してる
そんな荒唐無稽な伝承と
間断なき伝統が継らなる地
海面からは鯆るかや鯨ぢらも
褪めたまなこで
檻のなかのぼくらを洞察する
ナニモカモガ
ダイナミックでオーガニック
じぶんのいとなみをおえて
しまを去なれるとき
とお境かる島影にこころを招き
のし掛かる重力を感じ
またここへ還りたくなった
どうです これはそんな絵本です
ぱたん ミ☆
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