ことうのえほん



孤島が好きだ

最近じぶんは孤島フェチだと思う

これまでいった中ではここの詩の

中でもかいた事のある伊勢の神島や

せとうちの魚島が孤島羹満載で

おもいでぶかいばしょだ

颯爽くだが しまでかいた絵本

ここでひらいていいかな??


ぱらり ミ☆


しまには本土とはちがう別の

ぢかんが羸羸と脈がれている

すおく揺るやかで隔絶された

絶空間 がそこにある

上陸するときにはまあるで

異大陸への闔びらひらくが如き

地のうえの空間は田舎

ソボクなひとびとが脈脈と

ひびの糧て創くる営みを縄なぎ

山のしゃめんにびっしり椿囃子

羊歯の自生叢畠と玉石垣の壁路

鎮西八郎為朝や宇喜多秀家ら

古えの英霊が大海灘を照覧してる

そんな荒唐無稽な伝承と

間断なき伝統が継らなる地

海面からは鯆るかや鯨ぢらも

褪めたまなこで

檻のなかのぼくらを洞察する

ナニモカモガ

ダイナミックでオーガニック



じぶんのいとなみをおえて

しまを去なれるとき

とお境かる島影にこころを招き

のし掛かる重力を感じ

またここへ還りたくなった

どうです これはそんな絵本です


ぱたん ミ☆






21/10/20 06:52更新 / OTOMEDA
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