朱けの艶で
溶艶という表現がある
目下の膨らみ開く句節
巷角どは様々な色に飾られてるのに
坂えってそれらが
私の裡の翳りと闇沌昧を
赤羅様に鏡つしだす惨忍
未明の昏迷
鳥禽たちの唇ずさむ詩が虚なしい響びき
光なんてなければ翳も
無視るぅできるのに
どこまでも惨酷
春夏を航る階しのうえで
佇たずんだまま
両肢がいまの泥濘みに
縫い留められて
之以上前きへ進めぬ
ひあい
初夏という投影りーんに
ときに意地悪に浮彫りにされる
生きてるゆえのアンラッキィ
明冥の対照絵解きふろく。
25/04/28 01:11更新 /
OTOMEDA
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