綾や 筒つ 抜け 叙 飾 紀



こころ里に オコたわる

    
タ ヌル が織られてか模し出す
ででるツートン。ツートン。の綾や


肩越しにふりかえれば

とりかえしのつかない
かおが朱面するばかりの悔いと波路
破紋の疵痕がゆいゆい
りゅいりゅい
と列を揃ろえて痙らんでいるりゅい

おれのでだしのでハぢめとなる
哭ろ裡は 核理は
そんな心象景 だ


年の序まりだからとて
リセットしない
そんな自己に都合よいことはけっして
転きない
分ってる


それでも

だからだね
俺自身のタンぬる ちょっち離なれて
頸を変えして視て
濡れてるなあ
傷づマミれだなあ
蚯蚓づ晴れだ とわれながら厭厭きれ
累ゐ塁ゐと奔しる泪だも停めず
ぬぐわず
復た徒労な歩ゆみを再開めるのである

朦う朧うと

晴れない

厚雲の真下
酩酊 けながらも

着 っぽ 着っ ぽ

闊 歩 を辞めぬ


雨病む 已まない 、療養ナト リウム
まいごになる支那竹林の檻




25/01/02 09:37更新 / OTOMEDA
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