綾や 筒つ 抜け 叙 飾 紀
こころ里に オコたわる
タ ヌル が織られてか模し出す
ででるツートン。ツートン。の綾や
肩越しにふりかえれば
とりかえしのつかない
かおが朱面するばかりの悔いと波路
破紋の疵痕がゆいゆい
りゅいりゅい
と列を揃ろえて痙らんでいるりゅい
おれのでだしのでハぢめとなる
哭ろ裡は 核理は
そんな心象景 だ
年の序まりだからとて
リセットしない
そんな自己に都合よいことはけっして
転きない
分ってる
それでも
だからだね
俺自身のタンぬる ちょっち離なれて
頸を変えして視て
濡れてるなあ
傷づマミれだなあ
蚯蚓づ晴れだ とわれながら厭厭きれ
累ゐ塁ゐと奔しる泪だも停めず
ぬぐわず
復た徒労な歩ゆみを再開めるのである
朦う朧うと
晴れない
厚雲の真下
酩酊 けながらも
着 っぽ 着っ ぽ
闊 歩 を辞めぬ
雨病む 已まない 、療養ナト リウム
まいごになる支那竹林の檻
TOP