指陽透歌鳴廊紀念
楼麓の庭廊
桜くらの日はまふ゛ぁ悠るか
晴れては揺るが 温曇もり霊森には
まだ遠おいほどとほい
ぬう
令姫たちの集どい迷よう学蕗
聖夜の賑やかしも欺瞞もすぎ猿り
兵どもらが散らかしたヤラカシタ痕 ト
ちょっち虚なしかぜ ふぅ 抜ける
ぬう
ぬう
みてョここからはただイッポンざか
境界へむけて禁制の星霜圏めがけて
純んに流しりぬけていくだけ
長がれ濡れてやがて辿泥りつくだけ
泥塗まにくるぶし摂られて
食屑まみれにも成って
七難ハッキングストローべりフィン、
ひち鳴い蝶ょうも脳妄キャンバスに
列べたキャンドルの燭炙で描たどり
ながら
カタドーリの歳跨ぎ臨んで
ぬう
ぬう
ぬう
割かさに墜楽してく境遇を今感ってる
ことしも復たはずかしく恥辱だらけで
息慚こってしまったもの
恥ずかしい
口惜しい
疑念だ
未練
不鍛錬
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