指陽透歌鳴廊紀念

楼麓の庭廊

桜くらの日はまふ゛ぁ悠るか
晴れては揺るが 温曇もり霊森には
まだ遠おいほどとほい


ぬう


令姫たちの集どい迷よう学蕗
聖夜の賑やかしも欺瞞もすぎ猿り
兵どもらが散らかしたヤラカシタ痕 ト
ちょっち虚なしかぜ ふぅ 抜ける


ぬう
ぬう


みてョここからはただイッポンざか
境界へむけて禁制の星霜圏めがけて
純んに流しりぬけていくだけ
長がれ濡れてやがて辿泥りつくだけ
泥塗まにくるぶし摂られて
食屑まみれにも成って
七難ハッキングストローべりフィン、
ひち鳴い蝶ょうも脳妄キャンバスに
列べたキャンドルの燭炙で描たどり
ながら
     カタドーリの歳跨ぎ臨んで


ぬう
ぬう
ぬう



割かさに墜楽してく境遇を今感ってる
ことしも復たはずかしく恥辱だらけで
息慚こってしまったもの
恥ずかしい
口惜しい
疑念だ
未練



不鍛錬








24/12/25 04:52更新 / OTOMEDA
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