サムササミシサ ― その脳が感じるとき
このちきうじょう
脳が存在するから寒厶さを感じる
点じれば
ちゃぶ台還せば
いまや脳の無いウチウにはサムサ無い
鬱もない 無だけ 只無だけ
ダムサダムサダムダムダムダム....
どこかオブラートのソトぎゃーで
ドラムが鳴り慄えているやうな錯覚
幻蝶？？？
ダムサダムサダムダムダ厶ダム
ダムサダムサダムダムダムダム
脳がなきりゃ錯覚も錯角も捉われない
子宮で汎だよう胎児の脳は考えない
でも感じてはいるかも？
分娩前なんかげつのどのへんから
感覚はめばえた？
めばえめばえせぐみでばえ
胎内に沸いてるときには外界が
こんなにもさむく
つめたく ちべたく
痙らくしびしい
ただ久たすら痺れる孤独死が待っていて
苛められて叩かれて嘲られて悔しくて
真の無望の闇竅に咽まれるきょうふ
畏怖に凛慄し続けて存がらえるなんて
想像だにしなかったろうなああ
胎児は想像なんてしないだろうから
でもゆめはみる？
死直後のボディから経験値獲得した
キミのレイコンが
エクトプラズむヱクトプタズミー
ヱクトプタズミぃぃぃと
抜け擦り尻り出でて
蕩けるやうに宙の只中に編み込まれた
伝導エネ遷移の格子の枠構造のうえを
游よぎ過ぎり滑べり
抜けたばかりのむくろと
襲さねた経験値舁く得の時代痕跡を
見下ロすふり反える片肩ごしに
帰りたい？ 帰りたい？
いやもういい
帰りたくない
成層圏のそとで
総轄のエネルギーの雲も塊ろが
待ってるから 先に昇ったきみに
ようやく逢えるから
置いてきた既成に未練はないよ
嘘や自胡魔化しじゃないよ
ダムサダムサダムダムダ厶ダムサの
揉ん咒が知るる
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