幾何残像




色相環


目を瞑ぶると瞼の裏の暗黒に
しだいに 浮かんでくる混彩
何かの残像
幾 何 模 様
  何?
  何?
謎謎ゾナゾナ星誕幻耽
瞑ぶり素振り
渋  宙  寄帰夥波
挙げては降ろす外淵への旅程


艇は往く


困ら難み 跨ぎ征し越えて
『限界』突破!そんなものは
元と 本と 無かった
己のれから頸軛く架説の縛籠だった

それがようやく判かって
眼表を塞ぎに暑つまり結すぶ
曼荼羅惑を透過蔑しし
核珠のみを睨つめられるよう
精神整理できた


四季交感の儀色のなか

幾何残像のみから導き真似き
込れられる接ぎなる時候

第二四半期が今世紀の
本髄を規程する

そのお覚悟













24/11/24 05:02更新 / OTOMEDA
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