幾何残像
色相環
目を瞑ぶると瞼の裏の暗黒に
しだいに 浮かんでくる混彩
何かの残像
幾 何 模 様
何?
何?
謎謎ゾナゾナ星誕幻耽
瞑ぶり素振り
渋 宙 寄帰夥波
挙げては降ろす外淵への旅程
艇は往く
困ら難み 跨ぎ征し越えて
『限界』突破!そんなものは
元と 本と 無かった
己のれから頸軛く架説の縛籠だった
それがようやく判かって
眼表を塞ぎに暑つまり結すぶ
曼荼羅惑を透過蔑しし
核珠のみを睨つめられるよう
精神整理できた
四季交感の儀色のなか
幾何残像のみから導き真似き
込れられる接ぎなる時候
第二四半期が今世紀の
本髄を規程する
そのお覚悟
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