木星の痕沌パレット
たりほりたりほりたりほりたりほり
ざかんざダダダ ざかざだだーだ
しゃっしゃしゃっしゃーだ
ぅあーあーあーあーあー
バーンスタインの交響楽
ホルスタインのごとき図体に
反響する殉教する谺だまする
アビコする
ほしぼしにはねかえって
やまびこ わっそーこっほー
ぉぅぉぅ
そぅそぇ
鯱ゃち矛この誇らうど
木目模様の大円盤
大輪のなかで
ぎらりとこちら睨む紅眼
グロテスクでも魅惑くあり
ファンファーレならす
眼下に直下りたつ巨大鍵盤
くりひろがるグランフーガ
木星育ちの准将に睨められ
ビビっと禁んがはずれた
画材出鱈目にブチマケタ
したかたない病みおえない
木星家具からできたパレットを
匠に使って居間こそギンガ
できた癌できをいろみまれにし
アートにこの油生 酒さ餉よう
木星成層圏の漂うたびは
とにかく壮大
スケイルが別格で格別絶品
想像してみろ
オマエがあのホシの成層圏を
なんかげつもかけて永遠と
たびする世界観を
たりほりたりほりたりほりたりほり
ほら またわき上がってくる
大河浪漫 超容量のガス嵐の豪濤
木星という南太陽系の大御所に
凡てを捧げる信心に遵たがえ
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