移わり雨めなポゥイェンム
rain は昇えからしたへと辿る
旅べる
rain rain rain rain rain
いつまでも滴祟り止 まぬ
しつようなみずおん
その縦縞まな繊経との行
唐らみ婁がれる格子重槽の言珠
それも詩行
ろめんで機械に撥ね放たれた
飛沫が私に浴ろに降り懸かる
わたしの肢の甲の崎は過うに
冷切っている
グッショリと液を含くんだ
脚袢ンの裾ソは重く吾れを
地の獄の牀かに引き隷らえる
万千の重力の爪と鎹 リベット
神経よりも絶望に直面した
内かの憔悴のほうが痛たみ
いまの私への rain は冷笑
春前の冬の駆け去り際の
サゴのザコのアガキだ
恨 らむ 惜しむ 愧じる
これら三様の感情が替る替る
入れ替るせわしさ情緒融解觸動
春への摘み築き坂かは
怠楽筺園のまえにたちはだかり
逆からい挑むかってくるみづの
濁流ゆうと闘かい破ぶることで
既設つを跨ぐ術からをと得にし
自り 更 えていくのだ
だからくるしいが
敢えて 勇気に背を蹶られて
禊そそぎの恵瀧に 謝念の自装衛
ときには軽る口すら たたきながら
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