翼
目を凝らして
あなたは景色を感じてる
あなたの視線のその先で
羽ばたく鳥が渡っていくよ
あなたの眼差しを追いかけて
季節が輝き色が迫る
あなたが留めた心のスケッチ
隣にいるように眺めたい
それはまばゆい綴れ織り
光って落ちて伸びてゆく
絵になり詩になり歌になり
一瞬の思いと共にえがかれる
残さなければ消えてゆくもの
時間の狭間に埋もれるもの
だから鳥のように自由でいてね
感じるままに羽ばたいて
あなたの胸のときめきが
プリズムのように届いたら
広がるままに翼を広げ
私も渡って行きましょう
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