窓
愛しい小鳥
おまえは窓から空を見てる
飛び立つ朝を待ちわびて
夜明けの光を探してる
私はおまえの窓
やがておまえは私の手から
離れてゆく
そのときは大きく開いて
明るく見送ろう
まっすぐ空を目指せるように
涙を見せたら
思い出がさみしい色に
染まるから
明るくいたい
楽しくしたい
心躍る冒険の始まりを
祝福するように
愛しい小鳥よ
私の雲雀よ
願ってる
思いどおりに
おまえが飛べるように
その朝きっと光の中へ
おまえはあっという間に
見えなくなって
私は空を見上げるのだろう
22/07/04 17:11更新 /
香弥
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