いつか晴れたら
くちなしの香り漂う道をゆく
見上げると雲の切れ間も雨空で
夏の光はまだ見えない
花の香りはするけれど
姿が見つからない
明るい世界はどこにある
暗い影が消え去った
陽のあたる場所に出るまで
道はまだ続きそう
それぞれ濡れないように気をつけて
傘を差して歩きましょう
辿り着いたその先で
喜びの花が私たちを
やさしく迎えてくれるでしょう
いつか晴れたら
きれいに咲いたその花を
みんなで一緒に見るんだよ
21/07/08 11:18更新 /
香弥
作者メッセージを読む
いいね!
感想
Tweet
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c