私の心にあるとき光がさして

とても淡いその光を捉えようと
手を伸ばす

形にならない光の粒を
目を凝らして見ると

それはいつか抱いた
あの感じと同じ

あのとき愛しいと感じた心

あのとき悲しいと感じた心

傷ついたり 潰れたり

飛び立った心

それは前からあった

忘れてたけどここにあった

ふとした拍子に光があたって
もう一度見えただけ

私はそれを感じて
それが私を動かして

掴まえたくて
言葉を探して
一つ一つ見つける

そして詩になる

こんなふうに

そしてここに置きに来た

光が集まる場所に

たくさんの輝きのプリズム

見つめて 手を伸ばして触れてみる

あぁ この感じ  

掴むより手の中に包んでよく見よう

みんなの光

心にさした一つ一つの
尊い輝き

ここは光がいっぱい







20/12/19 08:28更新 / 香弥
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