手を繋いで坂道を

ずっと忘れない 今のあなた

荷物を背負い 私の手を握り

坂を登ってゆくあなた

祈りのように大きな心で

私を包む

私の痛みを取り除き

安らぎを守ろうとするあなた

幾つもの季節を通り過ぎれば

今は あの頃という時代になって

ただ坂を下りてゆくだけになる

そのとき

あなたと一緒にいたいのです

そのときこそ

あなたのそばにいたいのです

21/03/26 07:26更新 / 香弥
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