心暦(こころごよみ)
四月 桜の花と散り 春の嵐が吹き荒れた
五月 藤の紫に 肩を抱かれ立っていた
六月 紫陽花の笑みは 雨に濡れ
七月 ノウゼンカズラの橙に 心に差した陽の光
秘めた思いを秘めつづけ 常なるなりわいに身を尽くし
私の思いは夏を知り 陽炎の中にゆれていた
20/08/10 22:05更新 /
香弥
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