例えその孤独が自分だけの物であっても

明日に見切りをつけ

それでも笑い続けた

人生の半分を

自分自身に全力で注いだ

ガラス越しで

誰かが僕を見ていた

その人だけには

僕は泣き顔を見せてしまった

青色の風船を

風船売りの少女から買い

それを近くの少年に渡した

少年が笑ってくれた

それだけで今日も生き延びている

24/09/14 12:58更新 / 黒ノ猫
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