夜明けと獣の朝
孤独な獣は愛を待つ
夜明けとともにのぼる愛を
電子から流れる音楽も
擦り切れるほどに繰り返す
孤独が好きかと聞かれれば
分からないと応えよう
孤独は嫌いかと聞かれれば
どうだろうかと応えよう
目を開けるのも辛くなって
音で夜明けを待つ獣
暗い世界に佇んで
愛の匂いを待っている
眠ることすら忘れてる
こんな時間が続くのなら
孤独も案外悪くない
24/09/17 06:00更新 /
黒ノ猫
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