秋桜のワルツ
秋桜は夕暮れの柔らかな光に包まれている
風の指先触れるだけで
花占いのように散る花びら
仮初めの世と知りながら
ラララ ラララ
風とゆきたい 踊るように
夕暮れの黄金に照らされて
秋桜はろうそくのようにゆれている
ふっと消えゆくその先に
あのひとの帽子も飛んでゆく
風とゆきたい 踊るように
お花畑でワルツはいかが
あなたの帽子を取りにゆくよ
柔らかな光のもとで
今夜も明日も愛する大地に舞い降りて、
共に眠り、空気、雨、光の中を飛んでいたい
風と行きましょう 歌いましょう
25/11/01 08:32更新 /
檸檬
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