雨にうたえば
【短歌5首・俳句、川柳6句】
きみと出会えていつだって
風のような心でいられた
ありのままで
小さな希望をもつのは
いつだってちいさなわたしから
ちいさな一歩
残り香の櫛の合間に吹く風が
髪をとかして雨に流して
雨、雨、
わたしのなかで降るならば
なにかを育め頑張れわたし
雨音を
一緒に聞いているように
不思議とおもえるあなたのこころ
傘もないさよならもいえないまたね
雨粒がかすみ草みたいにわらう
自家製のヨーグルトつきモーニング
草になればひとつにこのみちをゆく
土のよに雨音きいてただ眠る
雨上がり新茶畑が輝いて
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