潮風流星
あなたの蒼い悲しみに何がいえるというのだろう
あなたと私の蒼い孤独が凍える夜は
月が綺麗な夜だろか
星が輝く夜だろか
いいえ涙が降る夜だから
微笑み添えた傘をさそ
夜風が優しい夜だから
雨が続く空の下
月に手を伸ばして
星に手を合わせて
きみに触れたい熱冷まそ
この胸のあたたかさだけを
きみに差し出したい
あなたの言葉から心を
私の言葉に心を
あなたの涙を弾く潮風を送りたい
涙が輝きながら流れていく
そんな言葉
そんな心
そんな胸のあたたかさだけを
持って
こんな朧な月夜は
世界が終わるといわれたそんな日が来ても
きみのもとへと歌うたう
潮風の流星にのって
涙弾かせ 遠くへ 飛ばそ
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