七色の川
平日の飲み会だった
仕事場の上司と
気を使いながらのおしゃべり
あー疲れてしまった
けどなんとか 乗り切れた
帰り道の信号の人の波をかき分けながら
前へ前へすすむその先に信じる
気持ちがある、それだけで
なんとか立てている
そんな気持ちにもなった
ちょっと疲れてるのかな
川の橋を渡る時、川に色とりどりのネオンが
揺れていて織姫様の着物みたいにみえた
あなたに逢いに行くよ
川のさやさらと流れに乗って
あなたのいる街まで
あなたはもう眠りについたかな
川面から空へ
白鷺がゆっくりと飛んで
夜風を教えてくれた
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