星屑が染まる夏色

唐紙(からかみ)に囲まれた色合い
和ませたる常夜灯は君の色




蒼いテレパシー
真っ直ぐに響いて
二人の目印見失わない





歌でこそ気持ちを乗せていけるよ
二人は似ていてもどかしきかな





川辺で平らな小石選ぶ君
投げる川面飛ぶように水を切る





向こう岸まで飛ぶような石を
眺める二人は透明度増して




沈下橋の真ん中で足をぶらぶら
ラブラブで間近な横顔




問いかけず
薪をくべて沈黙つづくが
炎を囲む揺れている



透明の流れる汗に良くない考え
流れるなら勤めたい



終わらない歌ばら蒔いて
ロビンソンを流して夜空に浮かべるよ



川面に映るスターダスト
正々堂々輝ける宝石の



透す光、朝焼けの空
二人乗る黄色の蝶々が白く光った




君の瞳の奥に咲く蓮の花
紫色の薄紅かがった



きみの心にさす運命の糸
茜色に染めて手を取りたい





23/08/09 06:27更新 / 檸檬
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