光へ
朝に昼に夕に晩に
雨音ずっと、聞いた一日で
どこかに流れていくようで
何かが流れていくようで
朝に昼に夕に晩に
雨音ずっと、聞いた一日で
どこかへ流れていくようで
雨空からを薄明かりを
磨りガラスに溶かして
透かす白く淡い光
熱い湯船に差してくる
ゆらゆら揺れる湯気とまざって
その琥珀の光に私を重ねて
刷り上げたらあなたに
この白い気持ちをみてほしい
光りを通した私を
闇だけでは言葉にならない
光を透かせば黒い文字になるんだ
そんな詩を書けてきた気がする
沢山の光を貰った
そんな光りの中で沢山の夢をみた
私にとっては奇跡みたいな光りだった
本当だよ 感謝しているんだ
TOP