光へ

朝に昼に夕に晩に


雨音ずっと、聞いた一日で


どこかに流れていくようで


何かが流れていくようで


朝に昼に夕に晩に


雨音ずっと、聞いた一日で


どこかへ流れていくようで


雨空からを薄明かりを
磨りガラスに溶かして
透かす白く淡い光


熱い湯船に差してくる


ゆらゆら揺れる湯気とまざって


その琥珀の光に私を重ねて


刷り上げたらあなたに


この白い気持ちをみてほしい


光りを通した私を


闇だけでは言葉にならない


光を透かせば黒い文字になるんだ


そんな詩を書けてきた気がする


沢山の光を貰った


そんな光りの中で沢山の夢をみた


私にとっては奇跡みたいな光りだった


本当だよ 感謝しているんだ


















23/06/11 16:54更新 / 檸檬
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