きっといるかもしれない彼らのために
呼吸をするように
銃やナイフなど
武器を扱い
人やものを
壊していく
そんな
戦うためだけに生かされている
ロボット人間がいたら
あなたなら
どう思う?
怖い
近づきたくない
または
可哀想?
これは
空想の存在では
ないかもしれない
どこかの国で
そんな存在が
いるかもしれない
人としての
生きる権利が
彼らにはないと思う
その権利とは
人として
喜怒哀楽に溢れる人生を謳歌し
人を愛し
自分を愛し
自由に物事を考え
自由に何かを受け入れ
何かを拒絶する権利
戦うことが当たり前
そこに
疑問を抱くことさえ
許されない束縛
戦って
ミッションをクリアすること
死ぬまで
戦い抜くこと
それだけを
求められる
そんな
道具のような生き方を
強要される存在
国にとっては
都合が良い存在だろうけれど
そんな存在
作ってはいけない
彼らの日常から
戦いが消えてなくなること
そのために
世界が戦いを
求めなくなることを願う
彼らが
武器を持たなくて済むようになり
彼らが
当たり前のように
怒って泣いて
当たり前のように
笑って喜んで
当たり前のように
人生を楽しむ
当たり前のように
人を愛し
人を大切にする
そういう
人として生きる権利を
彼らも当たり前として行使することを
私は切に願う
多分
ファンタジーの空想話の
キャラクターではないだろうね
きっとどこかに
いるかもしれないよね
彼らが
幸せに生きられる世界に
少しでも近づけるように
彼らが
武器を持たなくて済むように
私に
出来ることは何かないか
考えていくよ
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