もっと夜が続いてくれるならば

夜更けにて

そろそろ眠る時間と
分かってはいても

眠いと目をこすりつつ

もっと詩を
楽しみたいと
思ってしまうのです

眠気と
詩作への意欲は


眠いときほど
何かが作れそうだと
意欲が湧いてしまう

それを殺してまで寝るなんて
なんと勿体ないことで
心苦しいことだ

想いは
殺すのではなく
生かすものであって欲しい

生かし
命を込められた言葉にこそ
人の心を揺さぶり
心を慰め
心の彩りを豊かにする力が
込められている

心の中で
詩の種が芽吹くものなら
育てたいと思うのが
親心

あぁ
夜がもっと続いてくれるならば

絵本を読む途中で
本を閉じるようなものだ

途中で寝るなんて

何て
口惜しい

その想いを
率直に書きたくて仕方なく
こうして書き綴る


22/08/21 23:54更新 / アキ
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