変化のない人生に意味はあるのか?

人間は
変わらない

人を傷つけたり
迷惑をかけるような人に対して

「長年、この性格で
やってきてしまったのだから
この人を変えようとしても無駄」というような
諦め方をする人が多い

確かに
他人を変えるのは至難の業だし

そんなことに労力をかけるよりは
自分が出来ることを探した方が
手っ取り早い

だけど
私は思う

人は
変化があって
成長があるわけだから

変化のない人生に
意味はあるのだろうか?

この人は変わらないと
諦める観念は
自分を守るためには
必要かも知れない

けれど
変わるきっかけを与えることは
してみても良いのではないか?

人は
人との関わりの中
影響を受け合って生きている

人が変わるタイミングというのも
自分の力のみで変わるよりも

誰かに何かを言われたりとか
されたりとか

他者の影響を受けたことがきっかけで
変わる方が多い気がする

変わると言うことは
自分の中の過ちや弱み
自分の中の強みや可能性に気づき

考え方や行動が変化していくことだ

それはすなわち
成長と言える

私自身
他人から受け入れられる経験をしなければ

未だに
自分を受け入れることは
出来なかったと思う

だからこそ
たとえ凄く嫌な相手だとしても

相手を無理矢理
コントロールするわけではなく

相手が気付けるような
関わり方をしてみた方が
良いと私は思う

自分の過ちや至らなさに
気付けない

または
自分の強みや可能性に
気付けないまま

土ツボにはまりつつけるのは
あまりにも不幸なことだ

人は変化を繰り返すことで
成長し続ける生き物だから

互いに与える影響を
上手く活用して
成長し合うこと

そこに
生きる意味があると思う






22/08/16 17:41更新 / アキ
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