私はやっぱり、人に寄り添い支えたい
肩が痛いと
しきりに言う父の肩周りに
手を当てて
正常な動きを誘導して
ケアをする
リハビリについて学んで
結局その仕事は長く続けられなかったけれど
こうして
家族の役に立てていることは嬉しい
父の痛みが
少しずつ軽減出来ればと
願いを込めてケアしていると
あぁ
やっぱり私は
人に寄り添い
人のために尽くすことが
好きなんだと実感する
作業療法士に復帰して
再度挫折して
2ヶ月で辞職した
あの時
耐えて頑張っていれば
続けられたのだろうか?
続けられたかも知れない
しかし
それはあくまでも可能性で
続けた先に
明るい未来が待っているなんて
保証はない
自分のメンタルの健康を
優先したことは
間違いじゃ無かったはず
それに
支援職を諦めたわけじゃない
今は
別の資格取得を目指して
精神保健福祉士として
支援職に復帰することを志している
おそらく
リハビリで機能や活動面のケアをするよりも
環境面や人間関係の調節をしていく方が
私としては合っていると思う
人は何があれば
幸せに生きていけるか?
リハビリについて学んで
いくら
機能が維持、向上出来ても
人が幸せになれるとは限らないことを知った
そして
完全なる健康を取り戻せなくても
周囲の環境や
家族などの人間関係が良好であれば
わりと幸せに生きられることも知った
だから
環境や人間関係面で
アプローチしていく仕事に
打ち込んでみたいと思った
今度は
諦めたくない
自分が
これだ!と思った選択を
信じて
その人が
その人らしく生きがいを持って
幸せに生きられるよう
貢献していきたいと思う
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