朝の陽ざしと赤とんぼ

嵐のあった日の
あくる朝

よく晴れた空の下
暖かな陽ざしが差し込む
畑の上で
何かが舞っている

木の葉が
ひらりと舞っているのかしら?

それとも
シャボン玉がぷかぷかと
風に乗って旅をしているのかしら?

ようく目を凝らして
見てみると

それらには
羽根がついているではありませんか

そうです

秋の風物詩
赤とんぼの群れが
畑の上を飛び交っているのです

あっちに行ったり
こっちに行ったりして

仲間たちと
何を話しながら
飛んでいるのでしょうか?

とても
軽快な飛び方をしているので

楽しいお話でも
しているのでしょうね

お日様の光を浴びて
そよ風を感じて

赤とんぼたちも
気持ちが良いに
違いありません

夕焼け小焼けの
赤とんぼと言いますが

朝の陽ざしを浴びて
自由に飛び交う
赤とんぼも

悪くはありません



21/10/02 18:12更新 / アキ
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