優等生は楽だけど辛い

良い子でいるのは
実は割りと楽

争いが嫌い
というより
人と関わることが
何となく怖かったから

常に優等生を
演じていた

他人に迷惑をかけない
トラブルを起こさない

そのルールを遵守することを
常に意識してきた

その思惑は
上手く作用し

私は
そうやって
自分を守ってきた

だけど
たまに不注意を起こして
他人様に迷惑をかける

私は指摘を受けることに
慣れていないため

ショックがかなり大きいし
失敗を引きずりやすい

それが私の弱いところだ

人間
叱られ慣れていた方が
強くなれると言うけれど

いいことをしたはずなのに
叱られることは

自分に非があるとしても
あまり納得いかない

対処を考えて
次に活かせばそれでいい

はずなのに
なかなか気持ちが切り替わらない

どうしても失敗を回避出来ない場合に
指摘されるのが
本当に辛い

優等生を演じるのは
楽だけど
辛いものがある

失敗と向き合うことで
自分の弱さを克服し
受け入れることが出来るはず

そう思って
頑張ろう


21/07/27 17:03更新 / アキ
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