おんぶにだっこ

今の我が家は
父に
おんぶにだっこだ

先日
父が「憩室炎」で入院

1週間で退院し
翌日には職場復帰

いつも通りの日常が
戻った
めでたしめでだし

そんなわけないじゃない

父が入院する羽目になったのは
明らかに
仕事や日常生活からの
過労によるストレスが原因でしょ

父の話を聞く限り
毎日忙しなく仕事しているし

それで
家では
毎朝家族の朝食を作り
ゴミ出しをし
母の仕事を手伝い
母の注文した食材を冷蔵庫にしまい
毎晩、夜遅くに帰宅する母を待って一緒に食事し

そんな不規則で
アンバランスな生活を送っていたら
体壊すに決まっている

先日の病は
「この状況を打開せよ」という
サインではないだろうか?

発症前と完治した現在と比較して
何か生活は変えたか?

朝ご飯もゴミ出しも
父任せ
ほとんど何も変わっていない

母は相変わらず
毎晩遅くに帰宅し
父を当たり前のように待たせて食事する
遅い時間の夕食が
父の体に障ることも考えない

今日なんて
着物の受け取りのために
父を巻き込んで連れ回す母

この人は
父をなんだと思っているんだろう?

自分の言うことを聞いてくれる
都合のいい人と思っているのならば
私は母を許さない

そんなことを言っている
私だって
父に何かしてやれただろうか?

自分の無力さが情けない

せめて
朝ご飯を一緒に準備できるように
朝早起きしようと思う

悩んだり嘆いたりし続けるより
できることを見つけて
とにかく実行していこう

少しでも
父の負担を減らしたい

もっと話も聞いて
心の負担も減らしてあげたい


20/09/06 22:26更新 / アキ
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