迷惑の境界線
かけていい迷惑と
かけてはいけない迷惑の
境界線って何?
小さい頃から
言われてきた
「他人に迷惑をかけてはいけない」
自分勝手な行動
人様を不快にさせる行動
常識はずれな行動
自分がされて嫌なことは
してはいけない
他人の立場に立って
人に配慮する
思いやり
気遣いを持て
その
世間に染み付いた
暗黙のルール
戒め
確かに人と人が
気持ちよく関わり
平和に過ごすことに
貢献している
ただ
その戒めは
正しさの型でしかない
また
その型は曖昧な形状をしている
だって
全ての迷惑が禁止自己嫌悪ではなく
していい迷惑も存在するからだ
人は誰かの世話や
支えなしでは生きていけない
食料、生活必需品など
必要なものを全て自力で生産して
生きていくのは難しいし
色々な制度、サービスの恩恵で
私は生きている
私の生活を成り立たせている存在し
働いてくれているから
そのおかげで私は生きている
お陰様という言葉の通り
私は生かされている
人と人が助け合い
生きていくのに
必ず誰かへの迷惑がかかる
それをよしとするかしないかで
迷惑の質が変わる
セラピストを目指すのに
お世話になった教授にお願いして
地域施設のボランティアを定期的に
やらせてもらっている
本当にありがたい
教授にも施設にも
感謝してもしきれない
その感謝を常に忘れず
誠意を持って行動で
恩を返す
それでいいのでは?と
私は思う
できる限り続けさせてもらいたい
だが教授は
ボランティアの報告の返信で
「続けさせてもらえるの?」
と、何だか消極的な返事を返した
些細なことだが
教授としては
「やれるだけやってこい!」ではなく
「出来る限り、迷惑をかけるな」と言いたいらしい
分からなくもないが
このチャンスを逃したら
復職への道はないかもしれないし
中途半端にやったら
それこそ迷惑かけて終わりだ
迷惑は承知
それでも、叶えたい目標のため
協力いただいて
感謝しながら
頑張る
それの何がいけないのか?
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