響界線




人を愛することは
夢をみることに
似ている

どこか輪郭が
はっきりしなくて

なんだかもどかしくって

でも
他愛もない
ふれあいが

嬉しくて

ほんとであることを
確かめたくて
 
リアルな何かを 
感じたくて

ほっぺに手をやったり

その時の
景色を

目に焼きつけて 

人をゆるすことは
自分を知ることに
似ている

なぜか
気になる 
その人の わがままも
自分に置き換えると
 
私にもあるわ

なんてことも
稀ではない


人と分かり合うことは
花を愛でることに
なんだか似てる

線路沿いに
咲いた
名もわからぬ
野花を
可愛いねって

いいあう

その瞬間があるのなら

きっと幸せを
感じられるだろう








































































24/10/14 10:59更新 / まさ
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