ココロウソツキ

毎日が嘘だったの

みんなの前では笑って見せた

でも笑い者にされると嫌われているようで

でも無理に笑ってり、でもそんな自分が嫌で

どうしていいかも分かんなくて

みんなに囲まれてるのに心では寂しかった

いつものように涙がこぼれ落ちる

泣き疲れてふと窓の外を見上げる

星さえ見えないくすんだ夜空だけが

ホントの私の世界のように思える

だめだった恋

その恋は無理して自分を作ってた

どこからか聞こえてくるメロディー

それは失った淡い心に突き刺さる悲しいラブソング

優しい歌声にまた涙をこぼす

…私の恋が終わってしまったと悟った涙だった

本気で好きだったの

でもわたしではだめだった恋

だってわたしは嘘をついてたの

幼かったウソツキの恋

25/09/29 10:46更新 / りか
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