紙の指輪
カラオケに行くと決まって僕はビ−ル
決まって君はコ−ラ
歌う事が好きな君を よく僕はカラオケに
連れて行ったね
「曲数も多いし人も少ないから あそこに連れてって・・・」
君がそう言うから2度目の
カラオケボックス
実は僕はあまり気が進まなかったんだ
なぜなら
僕達初めてあそこに行った次の日
大喧嘩したんだもの・・・
でもだから今度は喧嘩しないよう
君が使ったストロ−の袋で指輪を作ったよ
破れませんように・・・
壊れませんように・・・
この恋が いつまでも続きますように・・・
祈りをこめて作ったよ
指に入れようとした僕に 君は少しはにかんで
僕もかなり照れて
サイズも少し合わなかったけれど
でも君はその日はず〜っとつけてくれてた
あれから時は流れたけれど 今でも持ってくれてますか?
僕が作った紙の指輪
想いのこもった紙の指輪
もう二度と
誰にも作る事はないでしょう
紙の指輪・・・
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