墓参り
お年賀に遅ればせながら
墓参りしてきた
銭ゲバの親戚は
正月すら墓の掃除もせず
花すら無くて驚いた
水を柄杓でかけては
御影石を磨き
線香を立て
今年はオレンジ色の
グラジオラスとガーベラを飾った
そして御神酒がなかったので
缶コーヒーをお供えし
祈ると心安らかになった
亡くなった祖父には赤いバラを供えることもある
映画スターみたいにハンサムな男らしい祖父だった
人は死して名を残すというが
よりよく生きたことが子孫への心のバトンになり
それを受け継いだ者は
勇気や誇りを持って生きていけるのだろう
愛が言葉を超え、行為であるところに
家族の姿が浮かび上がる
半月の闇と明かりを宿して
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