私は星
人は星だ
そうやって例える時
何か人生には希望がある
私は五等星だ
そうやって比較して嘆く時
人生はつまらない
夕日を眺める時
そのめくるめく色の恥じらいに
微笑む別れに
美しい無の時が押し寄せる
人はナンバーを振り
兎角、付箋をつけたがる
意味の海で溺れませんように
一枚の食パンをトースターにいれる
朝の名前のないルーティンよ
バター、バター、バター、と呟いて
生活の、愛の安楽に変える
キラリ光るバターナイフよ
25/11/12 00:42更新 /
湖湖
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