夢見
歩いていたらピエロが緑色の風船をくれた
その風船には知らない男のバンドの肖像がプリントされて
その下に英語のロゴがcan’t何やらπの二乗とか何とか書いてあった
私はその風船を持ってフワフワ飛びながらサーカスを眺めた
ストリッパー達がバーにきらびやかな衣装で逆さ吊りし
世界は逆さまだと叫ぶ
白いテントの中で集団の人々と記念写真を撮った
するとその人達は怪しい新興宗教で魔術のかかった袋を開けて見せた
私の緑色の風船は見る見る縮んで豆のようなサイズになってしまった
場面転換
中学生の頃の部活の体育館に倒れて先生の名前を呼んでいた
先生は来なかった
仲の良かった友達が二人寄ってきて私の名前を呼んでいた
彼女に財布を任すのはもう不安だった
もう一人の元親友に病を告白するか迷った
もう愛は見込めないか?
木枯らしが巻き上げて
そこにはなぜかコンビニがあった
その意味は知らない
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