ダウン症の人の映画を見て

ダウン症の人がちゃんと生きている映画を見た
こういうマイノリティや
困難を抱える人を撮ることは価値があるな、と思った
差別がある水商売の人や病気の人、貧困などと同様に
知ることが差別心を薄め、親近感から、
人への普遍性のある愛情に繋がるのだから

私の医者は精神疾患は差別があるから
病名を明かさないほうがいいと言った

しかし、数十年も持病と闘ってきたことを思えば、
それを隠してしまえば私は私を証明できない

私の苦しみは無かったこと
真意を分け合うことが人の愛である以上、
人と思いを分け合うことを、理解してもらうことを、
痛みをおもんばかってもらえるチャンスを捨てるのと同じだ
友達が作れないのと同じだ

そこにある困難や悲しみや闘いを伏せてタブーとするアドバイスは
全く正しくないのではないか

差別がない世の中を目指して発信する方が正しいのではないか

薬が多剤投与で映画の筋が理解できなかった昔もある
薬が良いものができてそんなことは無くなり、
芸術を教われるいい福祉施設にも行けるようになった
それは凄い進歩だと思う
ただ、精神病棟に入院するとひどいと虐待されたり、
もう退院ができない仕組みがあるという
病気になった弱者は産業の中に組み込まれて飼い殺され収益とされるのか
日本の病院収容率とその日数は海外と比べ甚だしく、
そこには医療業界の腐敗があると国連が警告をした勧告を出したという

信頼できる医療や人が欲しい

でも不信感を見せると
お医者さんはプライドが高いから不機嫌になるだろうから
怖くて怖くて怖くて
権利意識を発するのも勇気がいる
弱みを握られているようなものだから敵にできない

敬愛できる誠実な医者が欲しい

傷つけられない医療環境を世界はすべての人間に用意すべきだ





23/02/23 19:09更新 / 湖湖
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