今日は不眠だったが
今日は不眠だったが初めて陶芸教室に行った
粘土を初めて触ってそのひんやりした捏ねる感覚を掴む
私はまずさいしょに悪戯な気持ちで
裸の女の横たわるトルソーを作った
私は女の裸が好きだ
清潔で豊かで美しい実りに似て
エロティックさも母性も芳しい女の裸は
存在として最も優れているように感じて嬉しくなってしまう
絵付けが待ち遠しい
そのあとシルクハットとステッキのオブジェを作り
さやいんげんのオブジェと
口が捲れたような形の鉛筆立て、もしくは花瓶を一つ作って
へとへとになって帰ってきた
陶器が乾いたら素焼きする
そのあとに色を絵付けする
そして再び焼き、今度は釉薬をつけて1350度の高温で焼く
私は骨董を売ってきて
陶器を自分の手で作ってみたかったから願ったり叶ったりだ
マイセン人形のようなお人形を作りたい
できますよ、と先生が言ってくれた
向上できるというのは希望だな
私は芸術として女の裸が好きで
それは神聖さもあると信じてはいるのだけれど
そうとはいえど作業には男の人も居て
皆、私の作品を見ても慎ましく神妙に黙っていた
それが吹き出したいようなおかしさだったわ
悪戯っ子の気持ち
ふふー
ああ、楽しかった
出来上がりが楽しみ
できたものは皆、お店で商品になるの
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