裸電球

心のちぐはぐ
寄り添っては傷つけた過干渉
明かりのない裸電球の下で

君と私は対照的に
背を向ける

昔は呼び合った一つの言葉
欠けた穴が今じゃ
どうしようもなく塞がらない

躊躇った後少し
戻らない考え事
消せない自問自答

どこまで行けば
苦しまずに
一息ついて明るい夜の元で
居させてくれるの




心のちぐはぐ
寄り添っては傷つけた過干渉
明かりのない裸電球の下で

引きずってない様な振りして 
やるせなくなる

心を焦がして
もっと離れる準備をし始めとこ

なにもかも
悔やみだしたら
手遅れだから

買い替えのない
裸電球の下で
善くも悪くもない夜を



24/03/26 01:03更新 / 那須茄子
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