漂う午後のまどろみ
重たげな空気
纏って
沈む
眩しい光が
瞳を打つけれど
まどろみの中で
まだ夢を見る
窓の外の太陽は
きっと遠い
そっと
浮かぶ影
長い午後に
明確な答えは
見つからない
心は眠りの隙間を漂う
ぼんやりした時が流れていく
ああ
鈍く響く時計の針音
借り物みたいなこの時を
無駄にはできないと思いながら
それでも今はこの気怠さを抱えて
ぼやけた世界の中で
漂うだけ
25/04/02 13:54更新 /
那須茄子
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