原曲キーのまま
いつかの日に
何気なく唄った歌が
時を経て
私のもとに届く
新しい世界へ出かけると
意気込んでいたのは
ちょっと前までの話
したいことをしなくなったのは
そう、きっと
最期に歌を唄った日
原曲キーのまま
今でも歌えるのだろうか
上手くできずに萎れる私が目に見えてる
けど
回り回った分だけ
歌に添えた詩が
やっぱり私のやりたかったことだと分かる
小鳥が空へ翼をのせるような
温もりに満ちた
飛躍をそっと背中に
新たな風が吹き抜ける
心の奥底に眠っていた
熱が再び目を覚ます
歌声は翼となり
自由に舞う
過去の迷いも不安も
ただの追い風
一歩ずつ踏みしめてというよりは
軽やかにステップで足を付けて
絶対に見れた景色をもう一度
追おう
TOP