ことばというのろい

たとえ僕がお別れしても

その記憶はあの人のなかに

僕の存在が忘れられても

僕の理念や考えは誰かのなかに

誰かのなかに根づいたそれは

また密かに誰かのもとへ

そして何かのほんの些細なことで

ふと誰にも気づかれないまま蘇ってくる

いつでもどこでもいつのまにか継がれていく

そうして僕らは不滅となる

24/02/03 11:55更新 / たつまき
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