いとしつき

冬は氷
どんな風に田んぼを覆うのか
見てみたい

春は桜さがし
お前桜だったのかと
ひとり感心する

夏は風鈴
涼しい音だけいいとこどりして
避暑

秋はもの思い
ここにやってきた日を
ここにたどり着いた縁を
澱まずうつる歳月を

かみしめながら
きっと歩く



24/11/14 12:26更新 / 五日
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