''そのまま、いつまでも''
この胸に吹き降ろした風が、
振り向きざまの前髪を揺らしたり
誰も知らないこの氷河の冷たさが、
グラスに残していった口紅にも
特別な意味なんて、
きっと無いに決まってる
期限の切れたチケットを分け合って、
約束のいらない旅路で、
同じように並んで歩けたら
なんて、思ってしまうんだ
変わろうとして変われない二人の間、
変わってしまう日々の中にあって、
そのままの君を、いつまでも見ていたい
明日のことすら、想像もつかないから
先に言われた「また明日」は、
やけに遠くから響くけど
終わりの見えない繰り返しの中で、
僕らは何故だか、
夢を見る生き物だから
だから僕は、
「また明日」って
笑って応えてしまったのかな
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