一生不憫よ、一升瓶

似たり寄ったりの人生を
煮たり焼いたりする塵世

のっぺらぼうの妄想が
僕を押し倒す

瑠璃色の花弁が弁を絞め殺す

勝手に膿んだ愛を君に押しつけて


五臓六腑に染み渡る
小僧コップに敷き詰める

曖昧な言葉で語り合う
簡単な海馬「I love you.」

堂々ドロップは死にあたる
鼓動ロップは君しゃぶる

暗晦な理どこまでも
会いたいな午後までかったりいな!

25/11/10 17:01更新 / ぜっか
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