洞窟に血が溶けてつめたい
優しさが膿んでいる
その色を見ている
悪くなる血相をおかしいから隠す
寂しいのにみんな苦しい
いつかは器用にとか
でもお皿の一つも割りたくない
洞窟に血が溶けてつめたい
濁り水が抜けていく
彼らに花をそえてあげる
それはひどく清潔な花
皮膚についた春色のペンキ
引っ掻いちゃって血が出たよ
箱庭の終わりを誰か教えて
洞窟に血がが溶けてつめたい
澄んだ水になっていく
私は誰になる
もういいよ
みんな風嵐になったの?
冬を曇らせるのはやめた
人生が正確な氷雪になるよう
許されたい自分を呪う
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