拒絶される詩
詩は分からないと人は言う
分かろうとするから分からない
感じたらいい
絵も分からないと人は言う
それも感じたらいい
音楽もそうで
左脳の理屈で詩を読み絵を見て音楽を聴く
科学的に分析し軽量し意味を探るから
より分からなくなる
好き嫌いでいい
いい悪いよりは綺麗可愛いでいい
なにも考えるな
どうせ言葉遊びのおつきあい
死ぬの生きるのと深刻でもない
読み飛ばし笑って
後は何も残らなくていい
風に流れる言葉・絵画・曲でいい
それを拒絶する気持ちは
入口で遮断している
そんなたいそうなものでなし
娯楽ではないか
言葉遊びにつきあって
ひとつ紅茶でも淹れて
ゆっくりとつきあって
TOP