攪乱狂気
博覧強記の人が減ったら
やたら世の中は攪乱狂気の人が増えた
カスが鬱積をハラスメント
カスハラは自分の至らなさゆえの不満を晴らすカス
無念を晴らすつもりか
社会が悪いみんなが悪いと鬱憤晴らし
そんな晴らすメントばかりで
暮らしにくくなった人間社会
江戸の中ごろもそうだった
それで時の将軍は庶民のガス抜きのために
上野と飛鳥山の花見を開放
政にはサーカスも必要だ
いまの政治にはそれがない
不満蓄積どうにもならない
誰でもいいと無差別殺人
やたらと詐欺も増えてきて
人間が信用ならん
人を見たら騙しと思え
人間関係で
ぎすぎすと音の鳴る世の中だ
そんな神経質な防御本能では
みんなヤマアラシになる
棘が全身に生えて
人を近寄らせない
警戒して孤立する
求めるのに遠ざけるジレンマ
そうして攪乱して狂気に走る
壊れた人間の暴走は
止められない
ほら
あなたの後ろにいまいるよ
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